取引先からの信頼性の向上

会社を作ったら法人口座も作ろう!

起業してビジネスを始める際、個人事業主としてスタートする方もいれば会社(法人)を設立する方もいらっしゃるでしょう。社長となる人達は何故法人を作るのか?それは法人設立によって”社会的信用”を得られるというメリットがあるからです。個人事業主では、企業によっては取引先として相手にしてもらえなかったり、金融機関等から大口の融資を受けにくいというデメリットがあります。そこを解消する為には取引先からの信頼性を向上させる必要があります。”法人作りは信用作り”とも言えます。 法人設立後に忘れてはいけないのが「法人口座」の開設です。法人口座とは名義が会社名になっている口座です。そもそも法人の資産と個人の資産はしっかり区別するべきです。同じ名義の口座を使ってしまうと、資産名義の線引きが曖昧になってしまい、税務署や取引先企業に疑念を持たれてしまいます。相手(取引先)から自分(自社)がどう見られているのかを意識することは対人関係のみならずビジネスでも重要です。法人口座も併せて開設しないと、法人設立による恩恵を最大限に活かせない訳です。法人口座を開設する事は法的義務ではありませんし、ビジネスでの取引に個人名義口座を使っても問題はありませんが、法人口座を持たないが為にビジネスチャンスを逃すのはあまりに悲しいですよね。

法人口座の作り方とは?

まずは銀行への提出物の準備から始めます。提出が必要となる主なものは「登記事項証明書」「会社定款」「会社実印」「会社銀行印」「代表取締役の本人確認書類(運転免許証等)」「代表取締役の印鑑証明書」の6つです。公的な書類はオンライン上での取得も可能ですが、窓口に足を運んで取得する場合は時間がかかるので早めに準備しておきましょう。さらに補足資料として「会社パンフレット」や「事業計画書」等も併せて準備する事が望ましいでしょう。

近年では法人名義を悪用した詐欺等の犯罪も起きているので、個人口座に比べると法人口座開設はハードルが高いです。資料の提出に加えて窓口で自社の説明を求められる事もあるので、事前にシミュレーションしておくと、いざという時に慌てずに済みます。必要提出物は銀行によって内容が異なる場合がありますので、詳細は各金融機関窓口に事前に問い合わせましょう。法人口座開設の申請が済むと、銀行の審査が開始されます。申請から口座開設までは一般的に1~2週間程時間を要する事が多いようです。現代はビジネスにもスピードが求められる時代です。まだ法人口座を開設していない会社代表者の方はなるべく早めに動き出しましょう!

法人口座を作るメリット

  • 所有のメリットと注意点
  • 法人口座開設で信用強化

口座開設をするための銀行選び

  • 支店の多さと高額融資
  • 地方銀行口座のメリット
  • ネットバンクで法人口座
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